男女別の抜け毛 原因と対策!効果的な育毛シャンプーから生活習慣まで解説
抜け毛の原因はどんなものがあるの?男女、年齢、その他で違う?
抜け毛で悩む人が増えています。抜け毛の原因は、男女の性別や年齢で異なります。この記事では、抜け毛のさまざまな原因と、それぞれへの対策を詳しく解説しています。髪によい生活習慣や、正しいヘアケアの方法もわかります。ご自身の症状に合わせて、最適な抜け毛対策の方法を見つけてください。
抜け毛の原因 男性の場合
日々のよくない生活習慣が抜け毛・薄毛の元凶
男性の抜け毛の原因として、日々の生活習慣があげられます。不健康な生活は、髪にとっても良いものではありません。ストレスフルな毎日・夜更かしや睡眠不足・運動不足・無理なダイエット・喫煙・偏った食事・過度の飲酒などに気をつけなければなりません。また、間違ったヘアケアやスカルプケア、紫外線の刺激、パーマやセット力の強い整髪料などで頭皮に過度の負担がかかる髪型なども、抜け毛の原因となります。これらのような、毎日の生活習慣を正し、頭皮の状態を良好に保つことで、抜け毛予防が出来るのです。
よくない食生活が抜け毛を引き起こす
髪に良くない食生活の例としては、塩分・糖分・動物性油脂・刺激物・アルコールなどの摂りすぎがあげられます。このような食生活は、血流を悪くし、頭皮の皮脂を過剰に分泌させるため、抜け毛の原因となります。清涼飲料水や脂身の多い肉、コーヒー、香辛料などは食べ過ぎないよう注意が必要です。抜け毛対策として積極的に摂りたい栄養素としては、大豆・低脂肪の肉・魚などの良質なタンパク質、新鮮な野菜に含まれるビタミン・ミネラル類があげられます。特に、血行不良を改善するビタミンEを多く含むゴマ・ナッツや、髪の毛を作るときに必要となる亜鉛が多く含まれる牡蠣・レバー・魚介類などの食品は、意識して摂取するようにしたいものです。
男性の薄毛はAGA(男性型脱毛症)が原因かも?
AGA(男性型脱毛症)とは、Androgenetic Alopeciaの略で、成人男性の約3人に1人の割合でよくみられる薄毛の症状で、思春期以降、前頭部や頭頂部の髪が双方、もしくはどちらか一方から徐々に薄くなってゆきますが、側頭部や後頭部の毛は薄くならないのが特徴です。AGAの発生原因は、男性ホルモンの変質による、毛髪成長サイクルの乱れです。男性ホルモンの一種であるテストステロンが、頭皮に存在する5α-リダクターゼという還元酵素と結びついてDHT(ジヒドロテストステロン)という物質に変わってしまいます。この物質が、毛乳頭にある男性ホルモン受容体(アンドロゲンレセプター)に作用し、毛髪の成長時期を短くしてしまうのです。そのため、髪の毛が充分に成長する前に抜け落ちてしまい、薄毛となるのです。AGAによる薄毛では、うぶ毛は残っており、毛包は存在しているので、適切なケアによる薄毛対策を行えば、太く長い髪を発毛させる可能性があります。
正しい頭皮ケアで男性の抜け毛を解消
正しい頭皮ケアで、頭皮の状態を良好に保てば、抜け毛を改善することは可能です。ます、洗髪方法ですが、力を入れすぎてゴシゴシと強くこすったり、爪を立てたりすることはNGです。かえって頭皮のトラブルの原因となります。頭皮を傷つけないよう注意しながら、爪を立てずに指の腹を使って、丁寧にやさしく洗いましょう。洗髪と同様に大切なのはすすぎです。シャンプーのすすぎ残しがあると、頭皮を痛め抜け毛が増える原因になります。洗髪後は自然乾燥ではなく、ドライヤーですみやかに乾かしましょう。刺激の強すぎないシャンプーを選ぶことも大切なポイントです。アミノ酸系の、頭皮にやさしいものを選んでください。また、育毛剤を使ったマッサージも効果的です。育毛剤には、男性ホルモンを抑制し、頭皮の血流を促進するほか、頭皮の過剰な皮脂分泌の抑制・保湿・消炎・抗酸化などの作用があります。マッサージの血行促進効果とあいまって、頭皮を健やかな状態に導きます。
育毛剤の効果は、抜け毛予防と育毛促進
男性の薄毛対策として、育毛剤がよく使用されています。育毛剤は、抜け毛の防止・予防と、毛髪の成長促進させることを目的としたものです。症状によって配合される薬用成分が異なり、ご自身の薄毛のタイプをしっかりとチェックして、症状に合ったものを使用することが大切です。AGAの場合は、男性ホルモンの変質を抑制するための成分が配合されています。その他、薄毛全般に効果的な頭皮環境を整えるため、頭皮の血行促進や頭皮・毛根に栄養を補給する育毛成分を配合したものや、皮脂の過剰な分泌を抑制する成分を配合したものが多く出回っています。育毛剤には即効性がないなめ、ある程度継続して使用することが必要です。
育毛シャンプーは一般のシャンプーとどこが違うの?
男性の抜け毛におすすめのシャンプーは、頭皮の皮脂を取りすぎることなく清潔にし、頭皮の状態を良好に保つ効果が期待されるものです。シャンプー自体は育毛に直接作用するものではありませんが、頭皮と髪を健康に保ち、育毛ケアの効果を高めることを目的としています。AGAクリニックなどでも、薄毛治療の効果を高める目的でドクター仕様のシャンプーを推奨しています。洗浄成分としては、アミノ酸系で石油系界面活性剤不使用・ノンシリコンのものがおすすめです。刺激が少なく頭皮を優しく洗い上げてくれます。配合成分としては、頭皮環境を整えるために、さまざまな工夫がされています。血行促進効果が期待されるセンブリエキス・朝鮮人参(オタネニンジン)エキス・ジオウエキス・カンファーなどや、脱毛物質の阻害・抑制効果のために、5αリダクターゼの阻害効果が期待されるノコギリヤシエキス・オウゴンエキス・アロエエキス、ジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果が期待されるホップエキス・モモ葉エキス・イソフラボンなどが含まれているものおすすめします。
男性とは違う女性ならではの抜け毛の原因がある!
女性型脱毛症ってなぜなるの?どうなるの?
女性型脱毛症は、男性型脱毛症(AGA)とは異なり、額の生え際や頭頂部からハゲ上がるのではなく、頭部全体が薄くなって、 ボリュームがなくなり、分け目が目立つ、肌が透けて見えるといった傾向が特徴的です。発症年齢は40代頃からで、この点も男性に多く見られるAGAとは異なります。女性型脱毛の発症原因は、加齢による毛根細胞の老化や、女性ホルモンの減少にともなう毛母細胞の正常な働きが低下することによるものと言われています。このほか、ストレスや過度なダイエット、栄養の偏りなどとの関係も指摘されています。
女性の抜け毛は加齢に伴う老化現象?
加齢に伴い、女性の薄毛は老化現象の一種なので、完全に食い止めることが難しいものです。しかし、スキンケアと同様適切な対策を行えば、老化の進行を遅らせることは出来ます。老化現象の原因は、細胞の減少や機能低下にあるため、この点をおさえたケアを行えば大丈夫なのです。また、女性にとって更年期は、加齢に伴い避けられないものです。更年期による女性ホルモンの減少で相対的に男性ホルモンが優位となることで、薄毛が発生する女性男性型脱毛症が起こることもあります。同じく女性ホルモンの減少でヘアサイクル(毛周期)が変化することによる脱毛もみられます。ヘアサイクル途中の成長期が短くなり、抜け毛が起きる休止期が長くなることで、毛髪が成長しきらないうちに抜けてしまうことが原因です。以上のように加齢による直接的な原因と、ホルモンバランスの変化による間接的な原因によって、女性の髪は大きな影響を受けるのです。
女性の髪はストレスにとっても弱い
女性の髪は、年齢を問わずストレスの影響を強く受ける傾向があります。ストレスを受けることで、女性ホルモンの分泌が不安定になるためです。若い人でも、PMS(月経前症候群)の時期や、育児や家事・仕事が忙しくなってストレスマネジメントがうまくいかなくなったときなどには、一時的に抜け毛が増えることはよくみられることです。ストレスが慢性化すると抜け毛も慢性化し、薄毛が気になるようになります。ストレスをうまくコントロールすることは、育毛対策を行う上で大切なことなのです。
頭皮によくない?極度なダイエットで抜け毛!
無理なダイエットも、女性の髪に重大な影響を与えます。過度のダイエットは、栄養不足だけでなく、体重の急激な減少によるホルモンバランスの崩れ、ストレスを引き起こし、抜け毛の原因となるのです。栄養が不足すると、毛根内部の細胞に養分が届かず、ヘアサイクルが乱れてしまいます。また筋肉の減少によって、冷えや血流の悪化を引き起こし、頭皮環境も悪化してしまうのです。ホルモンバランスの崩れやストレスも、毛髪の成長を阻害し抜け毛を増長する原因です。ダイエットは、栄養のバランスに注意しながら無理のない範囲で行うことが大切です。
ヘアケアの見直しは抜け毛対策の第一歩
誤ったヘアケアが女性の抜け毛につながっているケースもよく見られます。抜け毛の他に、頭皮の乾燥やフケ・かゆみが見られる場合、ヘアケアを改善することで抜け毛予防への効果が期待できます。誤ったヘアケアを続けていると、毛穴のつまりや頭皮の血行不良、乾燥などを引き起こし、抜け毛の原因となるのです。洗浄力の強すぎるシャンプーの使用は、頭皮を乾燥させたり、毛根に刺激を与え抜け毛を引き起こしたりします。洗うときに爪を立てたり力を入れ過ぎたりといったこともよくありません。反対に、地肌がキチンと洗えていなければ毛穴の汚れを取りきれず、皮脂が毛穴を塞いでしまうなどのトラブルを引き起こします。シャンプー後ドライヤーを使わずに自然乾燥させたり、髪が濡れたまま就寝したりすることも、地肌を痛める元です。また力任せのブラッシング、紫外線やパーマ、ヘアダイ・毛染めなどの物理的・科学的な刺激にも注意が必要です。
女性必見!食べ物と食生活を見直そう
女性の育毛のためには栄養バランスのとれた食事が大切です。偏食やダイエットは、育毛の大敵、良質なタンパク質や亜鉛、鉄分、ビタミンEなどの栄養素を積極的に摂取したいものです。毛髪の99%はタンパク質でできています。タンパク質の不足は、健やかな髪にとって致命的です。おすすめの食品は、大豆や大豆製品、低脂肪の肉、魚介類、卵などです。亜鉛も髪にとって大切な成分で、毛母細胞の細胞分裂や再生を促すなど、育毛のためになくてはならない栄養素なのです。納豆、ナッツ、海苔、高野豆腐、いわしなどに多く含まれます。鉄分は女性に不足しがちなミネラルです。鉄分が不足することで、血液の酸素や栄養分を供給する働きが低下し、頭皮環境が悪化します。鉄分はレバー、ほうれん草、干しひじきなどに多く含まれており、ビタミンCといっしょにとることで吸収を高めることができます。ビタミンEは強い抗酸化力を持ち、抜け毛の原因となる過酸化脂質の生成を抑えてくれます。また、女性ホルモンの分泌も助けてくれる、女性にとって必須の栄養素です。ナッツ、アボカド、胚芽などに多く含まれています。育毛に必要な栄養を考えた食生活を送ることは、抜け毛の解消に大切なことなのです。
育毛シャンプーにも女性用がある
女性の抜け毛対策としてのシャンプーは、頭皮の皮脂を取りすぎず、頭皮を健康的に保つ効果が期待されています。洗浄成分としては、アミノ酸系で石油系界面活性剤不使用・ノンシリコンのものをおすすめします。アミノ酸系は刺激が少なく頭皮に優しい洗い上がりです。育毛成分としては、頭皮環境を整えるために、血流改善や消炎・殺菌効果、栄養補給、保湿を目的としたものが配合されているものがよいでしょう。
こんなに抜けて大丈夫?1日に抜ける髪の毛の本数
通常、1日平均50~100本の抜け毛は正常な範囲です。抜け毛が多い季節は秋から冬と言われており、男女差は特にありません。女性は髪が長いため、抜け毛の量が多く見えるため、過剰に心配する方がおられます。抜け毛は量より本数、そして、抜けた毛の状態が肝心です。もし、細くて短い毛が多い場合、薄毛が進行している可能性があります。日頃のヘアケアや生活を見直し、髪によい習慣を取り入れることをおすすめします。
女性の抜け毛 40代特有の原因は大きく2つ?
40代の女性の抜け毛の原因として、女性ホルモンの一種であるエストロゲンとの関係が指摘されています。エストロゲンには、毛髪の成長期を持続させる作用があり、分泌量は30歳ごろから減少してゆきます。エストロゲンの分泌が減少すると、髪の成長期が短くなり、休止期が長くなっていくため、1つの毛穴から生える毛髪の本数が減ったり、髪が細くなったりします。また女性の40代は、子供の進学や仕事、親の介護など、ストレスが重なりがちな年代です。忙しくて睡眠不足にもなりがちなため、髪にもよくない影響が現れます。対策としては、女性ホルモンに似た作用をするイソフラボンを、サプリメントや大豆・大豆製品で摂取することと、ストレスの軽減および充分な休養をとることです。
10代なのにもう抜け毛!原因と対策とは?
10代の薄毛の場合、主な原因は生活習慣の乱れとストレスの2つです。ジャンクフードを食べ過ぎや夜更かし、ハードな整髪剤の使用など、髪によくない生活習慣が常態化していませんか?また、ストレスで円形脱毛症になることもあります。通常は半年程度で自然に治りますが、治りが遅かったり、脱毛箇所が増えたりしている場合、病院で診察を受けることが必要です。10代といっても、思春期前後はホルモンも関係してきます。女子の場合、成長とともにホルモンバランスが安定して抜け毛は収まってゆくものですが、男子の場合は、男性ホルモンの影響でAGAが始まっていることも考えられます。10代の抜け毛対策は、生活習慣の改善やストレス対策と並行して、頭皮のケアを積極的に行うとよいでしょう。
シャンプーで抜け毛が起きるの?
シャンプーの配合成分と薄毛の関係性とは?
シャンプーは、洗浄成分によって大きく3種類に分けられます。一つ目は高級アルコール系シャンプーです。洗浄成分として石油合成系活性剤が使用されており、洗浄力が強いため皮脂をすっきりと洗い流すことができます。しかし、頭皮に必要な皮脂まで洗い落としてしまい、乾燥やかぶれ、頭皮の炎症などを起こすことがあるため、乾燥肌や敏感肌の方は注意が必要です。二つ目は洗浄成分に石けんを使用した石鹸系シャンプーです。刺激が弱く、頭皮に優しいのが特徴です。しかし、石けんはアルカリ性のものが多く、髪のきしみやゴワつきなどが見られることが多くあります。最後にアミノ酸系シャンプーですが、洗浄成分に毛髪と同じ成分であるアミノ酸を使っているため、刺激が少なく、優しい洗い上がりです。抜け毛予防に最適なシャンプーといえるでしょう。
薄毛対策としてのシャンプーの回数は何回がいい?
シャンプーをし過ぎることが抜け毛の原因になっていることがあります。特に脂性の方は、皮脂を落とそうとしてそうなる傾向が強いものです。シャンプーを使用しての洗髪を1日1回以上行うことはよくありません。洗髪は夜に行うことも大切です。髪が成長する22時~2時の間なので、その前に頭皮を清潔にして抜けケアを行うことが好ましいからです。ただ、抜け毛を恐れて地肌をきちんと洗わずにいるのもよくありません。髪より地肌を中心に丁寧に洗うことが、洗髪のコツです。シャンプーの回数については、専門家でも意見が別れています。整髪料を使っていなければ、お湯洗いだけで大丈夫という方もおられるくらいです。ご自身の頭皮の状態を見ながら、調節するのが一番です。
髪が抜けやすいのは正しい洗い方をしていないから?
抜け毛を予防するための正しいシャンプーの仕方は、シャンプーする前がポイントです。まずは丁寧にブラッシングします。髪のからみをほぐしフケやホコリを落としてから、爪を立てないよう注意して、ぬるま湯で地肌を揉み洗いします。シャンプー剤の量も大切です。多すぎるとすすぎ残しの原因になりますし、少なすぎると滑りが悪くなって髪や地肌を痛める元になります。表示に従って適量を手の平にとって、少しお湯を加えてから十分に泡立てて地肌を中心になじませます。地肌の汚れを揉み出すように指の腹で優しく洗います。髪の生え際から頭頂部に向けて、マッサージするように洗いましょう。すすぎは、たっぷりのぬるま湯で丁寧に行います。うなじや耳の周囲などすすぎ残しのないよう、注意してください。
急に増えた抜け毛…それは病気の兆候かも?
急に抜け毛が増えた場合、疑われるのは甲状腺の異常や膠原病、鉄欠乏症貧血です。これらは40代以上の女性に多くみられます。甲状腺の異常では、抜け毛のほかに冷えやむくみがみられることがあります。膠原病みられる抜け毛以外の症状は、筋肉や関節の痛み、微熱、リンパ腺の腫れ、手足のしびれなどです。鉄欠乏症貧血は、出産直後や閉経前の女性に多く見られます。疲れやすい、めまいや吐き気がする、息切れするなどの症状が見られたら、鉄欠乏性貧血を疑ってください。これらの症状が続くようであれば、早めに内科を受診することをおすすめします。
男女別で違う抜け毛の原因 個別対策で抜け毛の悩みを解消!
抜け毛の原因には、様々な要因が関わっています。男女の性別や年齢、生活習慣、ホルモンやストレスの影響も強くあります。また、毛髪には全身の健康状態が反映されています。食生活を含めて健康的な生活習慣を心がけることが基本です。シャンプーを始めとするヘアケアを丁寧に行うだけでも、抜け毛を減少させることができます。その上で、ご自身の抜け毛の原因を確認することから始めてみてください。特にホルモンやなんらかの病気が原因の場合は、それに合った対策が必要です。健康な髪を取り戻して、笑顔で毎日を過ごしたいものですね。