AGAの検査方法と費用まとめ|セルフチェックすることもできますか?
aga検査はどんな方法で調べるの?検査で分かることはどんなこと?
agaと言われる男性型脱毛症の検査方法には、病院に行って検査を受ける方法と、ネットで検査キットを購入して自宅で検査する方法があります。病院に行って検査を受ける場合も自宅で検査をする場合も、大体は口内粘膜から細胞を採取して検査機関で検査をし、病院で受けた場合は病院に、自宅で行った場合は自宅に検査結果の連絡がきます。aga検査をすることで、CAGリピート数とGGCリピート数というものを調べることができます。このリピート数の意味を解説するためには、遺伝子の構造について少し理解をしておかなければなりません。遺伝子はDNAとRNAという2種類の核酸から成り立っていて、核酸は塩基・糖・リン酸で構成されています。DNAの塩基はA:アデニン、G:グアチン、T:チミン、C:シトシンの4種類があり、アデニンとチミン、グアニンとシトシンは水素結合によってそれぞれペアになって向き合っています。遺伝子というとよくイメージされる2本のらせん状の鎖はこのようにして出来上がっています。そしてX染色体の中には、AR遺伝子と呼ばれる男性ホルモン受容体の感受性の高さを司っている遺伝子が存在します。AR遺伝子の中には、シトシン(C)→アデニン(A)→グアニン(G)が繰り返している場所があり、この繰り返しの数(リピート数)を検査することで遺伝的にAGAになりやすいかどうかを調べることができるのです。GGCリピート数も同様にグアニン(G)とシトシン(C)のリピート数を調べます。このCAGリピート数・GGCリピート数が高い数値だと、AGAの原因にもなるアンドロゲンレセプターと言われる男性ホルモン受容体の感度が低くなります。結果agaの発症リスクが高い遺伝子を持っているということが分かるのです。しかしagaの発症リスクが高い遺伝子を持っているからといって、必ずしも発症するとは限りません。aga発症に遺伝が影響する確率は70~80%と言われており、それぞれの人が置かれている環境にも大きく影響を受けます。ですからaga検査では、将来aga発症をするかどうかではなく、発症しやすい遺伝子を持っているかどうかが分かるというわけです。またaga検査で分かることはもう1つあります。CAGリピート数を知ることで、aga治療で使用される「フィナステリド」という5a-リダクターゼ阻害剤が、効果を発揮できるかどうかを予測することができます。フィナステリドという薬は、男性ホルモンの働きを阻害する効果をもっています。CAGリピートが短い場合は、DHTに対する感受性も高いため、DHTの生成を抑える薬が効果が高いというわけです。
agaの検査方法と費用を知りたい!
aga治療専門の病院の検査方法とは?
aga治療専門の病院で検査を受ける場合は、口腔粘膜から細胞を採取する方法と、毛髪を数本抜いて髪の毛から遺伝子を調べる方法、採血をして血液から調べる方法があります。病院によってどのような形で検体を採取するかは異なりますが、遺伝子は体の中のどこから採取しても同じで、病院での検査の仕方も遺伝子を採取する方法が違うだけで、検査そのものにはあまり違いはありません。検査費用については約2万円前後が相場となっています。また病院の場合は、遺伝子検査だけではなくカウンセリングなどで医師による問診をはじめ、毛根や頭皮の状態を確認するための頭皮チェックが行われます。頭のどの部分が薄くなっているのか、頭皮の状態は乾燥していないか、毛穴に汚れが詰まっていないかなど薄毛になった原因を視診において確認をします。その上で状況に合わせて適切なアドバイスや治療法などの提案がなされます。
aga検査キットを使用して自宅で検査する方法
aga検査キットを使って自宅で検査するためには、まず検査キットを購入しなければなりません。検査キットの購入はAGAドックやアンファーなどの検査キットの公式サイトか、Amazonや楽天市場などで注文をすることができます。価格相場は13,000円~17,000円くらいです。注文が完了すると、3営業日~1週間程度で自宅に検査キットが送られてきます。検査をする時は、数回口の中をすすいでから、検査キットに入っているカルポーターという長い綿棒のようなもので、口の中の粘膜(ほっぺたの裏)を採取します。きちんと採取できるように、粘膜の上で綿棒を10回程度回転させ、反対側の頬の粘膜も同じように採取します。採取しおわったらそのまま室温で10分程度乾かしてから、ケースに入れてキャップをします。採取後はできるだけ早く返信用封筒に入れて返送をします。自宅で検査をする場合は、医師による診断を受けることはできませんが、検査キットによっては質問票やチェックシートを記入して返送することで、検査結果と一緒に生活環境についてのアドバイスなどを受けられるところもあります。
費用を安く抑えたい場合は病院と検査キットどちらがオススメ?
初期費用だけを見ると病院は2万円前後かかるところ、検査キットの場合は15,000円前後でできるので安く済みます。また忙しくて病院に行く時間がないという人にも手軽にできる検査キットはオススメです。しかしagaの進行を止めたり、薄毛治療をするとなると、検査をしただけでは解決になりません。病院に行けば医師による診察を受けることもできますし、そのまま治療に進むこともできます。自宅の検査キットで検査をしても、その後治療のために病院に行くなら、最初から病院に行った方が費用はかからないでしょう。とりあえず検査をしてみたい、aga発症のリスクがある遺伝子を持っているかどうかだけを知っておきたいという場合は、検査キットでも十分ですが、治療を目的としている人は検査キットだけでは解決しないので、病院に行くことをおススメします。病院の方が費用は少し高くなりますが、医師の目で直接頭皮を見て診断をしてもらうことができますから、より正確により早く原因を突き止めることができるでしょう。
aga検査は皮膚科に行けばいい?
agaの検査で病院に行く場合、皮膚科の一般病院で取り扱っているところもありますが、aga検査は自由診療なので皮膚科なら必ずしも取り扱っているとは限りませんし、その後の発毛治療においても対応ができるかどうかは病院によって異なります。皮膚科の場合は、aga検査といっても遺伝子検査をせずに頭皮の状態を見るだけで、診断をしたり薬を処方することもあります。もし皮膚科に行く場合は、事前にagaについての検査や治療が可能であるかどうかを確認しておきましょう。一番手っ取り早くて安心なのは、aga治療を専門に行っているクリニックです。agaの専門家ですから診断や治療に使用される医療機器も備えられていますし、医師もたくさんのaga患者を診てきているので、専門的な知識も豊富に持っています。診察料は通常の皮膚科に比べると高いこともありますが、効き目があるかどうか分からない治療をするよりも、ある程度原因をつきとめてそれに適した治療を受ける方が、早く効果が出る可能性は高いのです。期間が長くかかればかかるほど、治療費はかさんで行くので治療期間が短くて済む専門病院の方が結果的には安くすむこともあります。
aga検査を病院で受けるメリットとは?
aga検査を自宅でした場合と、病院でした場合を比べてみると分かると思いますが、自宅で検査キットを使用して検査した場合、検査結果は送られてきますが、それで分かることは遺伝子的にagaを発症する可能性が高いか低いか、フィナステリドを服用して効果が出るかでないかといったことだけです。検査結果・問診・視診を通して、総合的に専門家である医師の診断を受けるには、結局病院に行かなければいけません。専門病院であれば専用の医療機器を使って、より詳しく検査をすることもできますし、検査結果の数値がどのような意味を持つのか、今後どのような治療をしていけばいいのか、生活環境において薄毛対策でどういったことに気を付ければいいのかなど、的確なアドバイスを受けられるのも、病院で検査を行わなければ得ることができません。またその診断結果を元にagaの治療をするとしても、病院であればそのまま治療に入れますが、aga検査を自宅で行った場合は検査結果が出た後に病院に行かなくてはなりません。こういったことを鑑みると、病院で検査を受けるには自宅で検査キットを使って行うよりも、時間や費用の負担は若干増えますが、結果的には最初から病院で検査を受けた方が、agaの悩みを解決するには近道と言えるのではないでしょうか。
aga検査ができるクリニックを教えて!
いざaga検査を病院で受けようと思っても、どこに行けばいいのか分からないという人も多いと思います。そこでaga検査を受けられる病院をいくつか紹介しておきましょう。公式のホームページもありますから、発毛症例などを見比べてみてクリニック選びの参考にしてください。
・銀座総合美容クリニック
aga遺伝子診断を受けるには、19,440円(税込)が必要です。クリニックは主に東京に集中していて、新橋駅に2つ・銀座・浅草にあります。銀座総合美容クリニックの特徴として、発毛効果を客観的に検証できるよう3Dプリントによる毛量変化測定技術を、導入しているところです。試験的な導入のようですが、2次元の写真だけでは判断しづらい治療効果を、3次元で確認することができるので、患者さんの満足度と徹底的に向き合う姿勢が感じられます。またaga治療専門のクリニックの中でも、料金表を見てみると、比較的経済的な負担が少なくて済むような安心価格が設定されています。
・AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは、北海道から沖縄まで全国展開をしているクリニックです。特徴的なのはクリニック限定や期間限定のキャンペーンをたくさんしているところです。キャンペーンでは初めて来院する患者さんの初診料が無料だったり、一回分の治療施術をおためし体験できたりします。また治療薬がオリジナルのものがあり、医療用の育毛シャンプーやトリートメントも用意されています。さらに幹細胞による毛髪再生医療を受けられるのもAGAスキンクリニックの特徴と言えます。
・AGAルネッサンスクリニック
ルネッサンスクリニックは美容外科大手の湘南美容外科クリニックのプロデュースを受けたAGA治療クリニックです。aga遺伝子検査は20,088円(税込)で受けることができます。こちらも全国展開をしているクリニックで、北海道から沖縄まで29院設置されています。ルネッサンスクリニックの特徴は最先端の自毛植毛手術です。メスで皮膚を切る必要がないため、傷の治りが早いといったメリットがあります。育毛剤の効果がまったく得られないといった場合は植毛も検討できるクリニックです。
aga検査を受けるなら知っておきたいポイント
繰り返しになりますが、aga検査では遺伝子を調べてaga発症リスクのある遺伝子を持っているかどうかと、治療薬のフィナステリドの効果予測をすることができます。自宅で検査キットを購入して検査する方法もありますが、検査後にagaの治療を視野に入れている場合は、医療機関に行って検査を受けた方が最終的に費用も時間も少なくて済みます。また専門家である医師の診断を受けることにより、日頃の生活習慣などについても的確なアドバイスを受けることができ、治療方法についても効果が期待できる密度の高い治療を受けることができます。もし最近髪のボリュームが減ってきた、将来ハゲないか心配という場合は早めに相談に行ってみてくださいね。
agaの治療薬にはどんなものがある?費用とか副作用は?
agaの治療薬には以下のようなものがあります。agaの治療薬は男性治療に使われるため、女性が服用する場合は違う薬か医師の処方に基づいての服用となりますので注意してください。
・プロペシア錠…脱毛抑制、薄毛改善に有効で、勃起不全、肝機能障害などの副作用があるのがデメリットです。費用は3ヶ月分で19,000円前後です。
・フィナステリド錠…効果は脱毛の進行抑制と発毛効果が期待でき、副作用は性欲減退、性機能障害などが挙げられます。費用は3ヶ月分で17,000円前後です。
・ミノキシジル…効果は血管の拡張と発毛効果が期待できることです。副作用は頭髪だけではなく、全身の体毛が濃くなってしまうこと低血圧・不整脈・動悸などが挙げられます。ドラッグストアで購入するかクリニックで処方してもらうかで大きく異なるため値段にばらつきがありますが、クリニックで処方してもらう場合は1ヶ月分が5000円前後といったところです。
・ザガーロカプセル…効果は5α-還元酵素の働きの阻害と発毛効果で、副作用は性欲減退が挙げられます。費用は3ヶ月分で26,000円前後です。2015年に承認された新しい治療薬で、デュタステリドという成分が配合されています。
円形脱毛症は血液検査で調べられるの?
円形脱毛症が起きるメカニズムとしては、体の免疫機能の異常が原因の一つとして挙げられます。通常体内では外部から異物が侵入するのを防ぐため、リンパ球が異物に攻撃をするのですが、何らかの理由によりリンパ球が体の組織の一つである毛母細胞を攻撃してしまい、その結果脱毛してしまうということが起こります。なぜそのような誤作動が起きてしまうのかは、様々な要因が考えらえていますが、アレルギー症状であったりストレスによる免疫機能の異常、甲状腺の病気・膠原病などの自己免疫による病気が影響すると言われています。アレルギーや甲状腺の病気・膠原病などは血液検査をすれば分かりますので、そういったものが原因の場合には、円形脱毛症も血液検査で調べられます。また血液検査では栄養不足などの脱毛の要因となりうるものも調べることもできるので、定期的に健康診断を受けておくと様々な病気の早期発見に繋がります。