AGA治療で期待できる効果と効果を出やすくする方法

AGAとは?AGA治療で得られる効果とは?

AGAとは男性型脱毛症のことです。主に遺伝や男性ホルモンが関係していると言われています。一時的に発生する円形脱毛症とは異なり、放置しておくと進行してしまうことが特徴でもあります。AGAは、一般病院の皮膚科やAGA専門外来、スキンクリニックなどで医学的な治療を受けることが可能です。AGA治療を実施する病院では、男性ホルモンの生成を抑制する内服薬の処方や血行促進効果が期待できる外用薬の塗布、血液検査や遺伝子検査、薬剤の頭皮直接注入(メソセラピー)、カウンセリングによる生活習慣の見直しなどの治療法を実施します

 

 

一般的なAGAの治療法と期待できる効果

メディカルクリニックにおけるAGA治療では、プロペシアなどの男性ホルモン抑制効果のある医薬品の服用と血行促進効果のあるミノキシジルが配合された育毛剤を併用することが多いです。また、治療効果が得られにくい場合や患者の希望によっては、メソセラピーで頭皮に直接育毛効果のある薬剤を注入することもあります。ただし、女性に見られるAGA(FAGA)の治療は男性とは異なる部分もありますので、医師に相談して正しい治療を実施しましょう。

 

AGA治療薬の種類と効果

AGA治療に用いられる薬剤には、次のものがあります。
・プロペシア
血圧降下作用のあるフィナステリドが主成分になっているプロペシア。男性ホルモンの生成を抑える効果がありますので、男性ホルモンが原因となるAGAなどの薄毛治療に用いられる治療薬です。服用を継続することで効果を実感しやすくなりますので、少なくとも6ヶ月~1年以上の服用が勧められます。プロペシア錠という名前の医薬品が処方されることもありますが、ジェネリック医薬品であるフィナステリド錠などが処方されることもあります。
・ミノキシジル
血管促進作用のあるミノキシジルは、多くの育毛剤に配合されています。頭皮の血管を促進することで、毛髪を生みだす毛母細胞の働きを活性化することが期待されています。ミノキシジルは内服薬に配合されていることもあります。ただし日本ではまだAGA治療薬としては認可が下りていないものですので、個人輸入して勝手に服用するのではなく、医師の監督の下で適切な検査を受けてから処方してもらうようにしましょう。

 

 

AGA治療薬には副作用もある

AGA治療薬は、医師の診断と処方せんが必要な医薬品です。ドラッグストアなどで市販されている医薬部外品などと比べると大きな効果が期待できる半面、副作用が出ることもあります。例えば、ミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)では、体毛が濃くなったりすることがあります。また、プロペシアを服用することでも体毛が濃くなったり、男性更年期障害のような症状が見られたりすることもあります。処方された医薬品はいずれも病院の先生の指示に従って服用あるいは塗布し、異常が見られたらすぐにクリニックに相談するようにしましょうね。

 

 

プロペシアの効果が得られない人とは?

多くのAGAクリニックで処方されるプロペシアやプロペシアのジェネリック医薬品。男性ホルモンの生成を抑制することで、AGAの進行を抑えることが期待できる医薬品です。厚生労働省からもAGA治療効果が認可された医薬品ですが、実際には効果がまったく得られない人もいます。まず、発毛を期待する部分の頭皮に毛母細胞が死滅している場合です。そもそも毛母細胞が死滅していると、どんなに効果的な薬剤を投入しても発毛効果は得られません。AGAの症状が開始してから5年~10年程度が経過し、頭頂部にまったく毛髪が無い状態まで病気のレベルが進行していると、毛母細胞が死滅している可能性が高くなってしまいます。そのような状態になると、自毛植毛療法などの方法でしか毛髪再生が難しくなります。プロペシアによる発毛治療でAGAを解決したい場合には、「生え際が後退したな」「ちょっと毛髪が薄くなったかな」などの変化に気付いたときにすぐ、AGA治療やAGA対策を始めることが必要だと言えるでしょう。また、生活習慣が乱れている人や頭皮の皮脂が過剰に分泌している人にも、プロペシアは効果が出にくくなります。生活を見直すことも必要ですが、ヘアケアや頭皮ケアをこまめに行うことも大切です。頭皮をきれいに保つことでヘアサイクルが正常に近づき、プロペシアの効果が得やすくなることがあります。自分では難しいと感じる方は、メンズヘルスクリニックや頭皮ケアサロンなどで専門的な頭皮ケアを受けたりすることも1つの方法です。

 

 

平均的なAGAの治療期間と効果実感までの期間

AGA治療は継続することで効果が実感できる!

一般的なAGA治療では、内服薬と外用薬を併用します。早い人では3ヶ月目くらいに効果が出てくる人もいますが、多くの人は半年以上から1年後くらいに効果を実感します。

 

気になる生え際もAGA治療で効果が得られるのか?

こめかみの生え際部分が後退してきたり薄毛になってきたりするのは、AGAの前兆でもあります。なるべく早く専門的な治療を開始し、AGAの進行を止めて、少なくとも現状維持ができるようにすべきです。生え際の後退はAGAの前兆と言えますが、AGA治療の中でももっとも時間がかかる場所でもあります。つまり、ハゲやすく回復しにくいのが、生え際部分だと言えるのです。特にこめかみ部分は頭皮が硬く、血行も悪くなりやすいので、医薬品の効果が出にくい部分です。プロペシアなどの内服薬だけでは効果が見られないときは、メソセラピーや頭皮マッサージなどを併用していくこともできるでしょう。適切な治療を継続すると、早い人では半年、一般的には1年後くらいに治療効果が出てきます。長期的に安心して任せられる病院を選び、根気よく治療していきましょう。

 

M字ハゲはAGA治療の効果が表れにくい?

両サイドのそり込みが深くなるように禿げていくM字ハゲ。AGAの禿げ方の1つです。AGAを専門に扱うクリニックを受診し、内服薬や外用薬の処方を受けて医師の指示通りに治療を継続すると、早い人では3ヶ月~6ヶ月、遅くとも1年後にはトラブル改善が見られるようになることが多いです。M字ハゲの治療には、頭皮ケアや生活習慣の見直しも必要になります。医師に相談して、正しいシャンプーの方法や生活チェック方法について教えてもらいましょう。

 

AGAは完治する病気ではない!

プロペシアなどの内服薬による治療も、ミノキシジル配合育毛剤などの外用薬による治療も、いずれもAGAの進行を抑制し、現状を維持するための治療です。治療を継続することで毛量が増えることもありますが、ここまで治療を続けたら完治する、絶対に大丈夫だというラインはありません。AGA治療を止めると、AGAの症状は再び進行することが多いです。治ったと思ったのに、結局元通りになってしまうということもあるのです。ですから、AGA治療は終わりのない治療だとも言えるでしょう。もちろん、長期にわたって医薬品を服用することにはリスクが付き物ですから、医師に相談して一回の服用量を減らすなどの対策が必要になるでしょう。諸事情によりAGA治療を一時休止する場合も、一人で決定するのではなく、医師に相談して生活習慣や頭皮ケアに関するアドバイスを受けて下さいね。

 

 

AGA治療は年齢によって効果が異なる!

20代では約6%、30代では約12%、40代では約32%、50代では約44%、60代では約51%、70代では約61%の男性がAGAに罹患すると言われています。つまり、AGAは年齢を重ねることで発症しやすくなる病気でもあるのです。AGAを病院での治療によって改善していくためには、頭皮の毛母細胞が少なくとも活動していることが必要になります。AGAの症状が始まると、毛母細胞の働きが衰え、徐々に毛母細胞自体が死滅していきます。AGAの対策が早ければ早いほど効果的と言われるのは、毛母細胞が生きている間に治療を始めなくては意味がないということを示しているのです。また、AGA治療は年齢が若いほど効果が出やすいです。年齢が若いと新陳代謝も活発ですから、適切な医薬品で治療をすることで、毛母細胞を活性化し、毛髪のサイクルも正常化しやすくなります。生え際の後退や頭頂部の薄さ、なんとなく髪全体がさびしくなっていることに気が付いたら、すぐに専門のクリニックで治療を受けましょう。ただし、未成年の場合は処方できない医薬品もあります。例えば、AGA治療でもっとも一般的な飲み薬であるプロペシアは、メーカーのポリシーにより成長期にある未成年への処方が認められていません。また、AGA専門クリニックなどで相談するだけでも保護者の同意が必要なこともありますので、早めに治療を行いたいと考えている10代の方は、まず保護者に相談してみることが必要になります。どうしても内緒で治療をしたいと言う方は、頭皮の皮脂を清潔にし、栄養バランスを考えた食事や運動、規則的な睡眠などの生活習慣の見直しから始めてみましょう。その上で改善が見られないときは、劇的な効果は得にくいかもしれませんが、ドラッグストアなどで手に入る育毛剤などを使用してみるのも良いのではないでしょうか。添付された説明書をしっかりと読み、正しい方法で継続してみましょう。

 

 

AGA対策と薄毛改善に効果的な食べ物はあるの?

薄毛改善効果が期待できる食べ物があります。AGAの予防対策にもなりますので、病院でのAGA治療と並行して、食べ物による体質改善も実施していきましょう。
・タンパク質が豊富な食べ物
毛髪を作る成分であるケラチンは、アミノ酸が結合してできたタンパク質の1種です。髪の元になる成分ですので、適切にしっかりと摂っていきたいものですね。タンパク質には大豆などの植物性のものと肉や魚肉などの動物性のものがありますが、どちらもバランスよく食べることが大切です。ただし、肉には脂肪分も多く含まれていますので、頭皮の皮脂が過剰に出ている方は摂りすぎないように注意して下さい。
・ビタミンB6とビタミンE
ビタミン類もバランスよく摂取することが大切です。特に、皮脂の過剰分泌を抑制する効果があるビタミンB6と血行促進効果があるビタミンEは、毛髪に悩む方は積極的に摂りたいものです。ビタミンB6は魚の赤身やナッツ類に多く含まれ、ビタミンEは大豆油やひまわり油、ナッツ類に多く含まれていますよ。
・亜鉛や鉄分などのミネラル
ミネラルが不足すると体調を崩しやすくなりますので、AGAが発症しやすい土台を作ってしまいます。また、ミネラル不足は他の栄養素の吸収も妨げますので、いくら発毛に良いと言われるタンパク質やビタミン類を摂取しても、身体に吸収されにくくなることがあるのです。亜鉛は豚肉や牡蠣、牛肉に多く含まれます。また、鉄分は、豚や鶏のレバー、あさりやほたて等の貝類、パセリや大根の葉等の緑の濃い葉野菜等に含まれています。多くの食材を偏りなく食べることで、発毛に良い身体環境を作っていきましょう。

 

 

 

AGA治療で得られる効果のまとめ

男性型脱毛症であるAGAは、病院で治療ができる病気です。早めに治療を受けることで効果が表れやすくなりますので、自己判断で間違った治療を行ったりするのではなく、AGAを専門的に扱うクリニックや外来で正しい治療を受けるようにしましょう。男性ホルモンの生成を抑制する内服薬・プロペシアと血行促進効果のあるミノキシジルが配合された外用薬を併用する治療が一般的です。個人の症状や治療目的によっては、メソセラピーや頭皮ケアなどが利用されることもあります。いずれも早めの治療が肝心ですので、「AGAかな?」と不安に思ったら、すぐに医師に相談してみるようにしてくださいね。

 

 

知っておきたいAGAの治療費

AGAの治療は医師がいるクリニックで受けますが、AGAの治療には保険が適用されません。自由診療となっていますので、クリニックによって料金が大きく異なります。AGA治療は長期的に継続することが大切ですから、病院選びは重要なポイントです。いくつかの病院を厳選し、無料相談やネット上の口コミなどを利用して、最適な病院を選びましょう。病院の公式ホームページや実際にAGA治療を実施している人のコラムなども、疑問解消の参考になるでしょう。内服薬による治療はプロペシアを用いるかプロペシアのジェネリック医薬品を用いるかによっても変わりますが、1ヶ月当たり2千円~1万円程度が相場になります。ミノキシジル配合の外用薬は1ヶ月当たり2千円~8千円、メソセラピーは1回当たり1万円~4万円ほどですが、使用する機械や薬剤によっては10万円ほどの高額の費用がかかることもあります。

 

 

自毛植毛で得られる効果とは?

自毛植毛は、薄くなりにくい後頭部や即頭部の自分の毛包を切り取り、薄い部分に植え込む手術のことです。毛根ごと移植しますので毛母細胞が死滅した部位でも髪が生えて来やすくなるだけでなく、自分の組織ですので拒否反応が起こりにくいというメリットがあります。医薬品によるAGA治療で効果が見られないときの次善策として、考えてみたい治療方法だと言えるでしょう。

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