女性でもAGAになる!?その原因と治療方法、効果について
FAGAはAGAの女性版!二つの違いはどんな点?完治は可能なの?
男性の薄毛を、AGA(男性型脱毛症)といいますが、実は女性でもAGAになることをご存知でしょうか?女性のAGAは男性型脱毛症と区別するため、女性男性型脱毛症=FemaleAGA(略してFAGA)と呼ばれており、日本では「びまん性脱毛症」とも呼ばれます。FAGAは誰にでも起こり得る症状で、20代の若い女性でもFAGAになることがあります。
男性がなるはずのAGAに女性がなってしまうこともある!
まずはAGAのメカニズムについてご説明いたします。血液中のテストステロンという男性ホルモンは、5aリダクターゼという酵素の影響を受けてDHT(ジヒドテストステロン)というホルモンに変化します。このDHTは毛母細胞で起こる細胞分裂の邪魔をして、発毛を妨げてしまいます。DHTは毛の成長サイクルを乱してしまうので、毛髪がしっかりと成長する前に抜けてしまいます。そのため、抜け毛や薄毛になってしまうというわけです。女性のAGAも男性のAGAと原因は同じです。女性にも男性ホルモンであるテストステロンが存在するので、DHTが増えると薄毛になるといえます。
AGAの女性版FAGAは男性と症状が全然違うってほんと?
女性版AGAであるFAGAは、男性のAGAとは症状が違います。男性のAGAは前頭部や頭頂部など局所的に薄くなっていきますが、女性のFAGAは頭髪が徐々に細くなっていき、頭皮全体の毛髪が薄くなっていくのが特徴です。男性のAGAに比べると進行もゆっくりなので、男性より気がつくのが遅いともいわれています。
女性がAGAになってしまう原因
前述で女性にも男性ホルモンがあることを説明いたしましたが、女性はエストロゲンという女性ホルモンを男性ホルモンよりもはるかに多く分泌しています。エストロゲンには育毛の働きがあり、髪の生え変わりのサイクルも長くする作用があります。女性は女性ホルモンの影響をたくさん受けるので、男性に比べると薄毛に悩まされにくいといえます。しかし、いろいろな原因で女性ホルモンの分泌量が減ると、男性ホルモンの影響が強くなり女性でもAGAになってしまうのです。女性ホルモンの分泌が減る理由としては以下の原因が考えられます。
・加齢
女性は更年期に入ると女性ホルモンの分泌が減ってゆき、AGAになりやすいといえます。
・ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスが乱れると、結果として生理不順などの症状に悩まされ、毛髪再生もできなくなります。
・生活習慣の乱れとストレス
不規則な生活をして睡眠不足になったり、栄養バランスの偏った食生活を続けていると、AGAになりやすいとされています。また人間関係のストレスなどもAGAの要因のひとつです。
女性が自分でもできるAGAの対策とコツ
・大豆食品の摂取
大豆に含まれるイソフラボンという成分は、女性ホルモンに近い化学構造を持っておりエストロゲンに似た働きをするとされています。女性ホルモンの分泌が減ってAGAになった女性は、普段から大豆製品を多く摂取するようにしましょう。豆腐や納豆、豆乳や味噌、きなこなどはできれば毎日取っても差し支えない栄養食品です。
・規則正しい生活
規則正しい生活を習慣づけることで、FAGAの進行を遅らせましょう。早寝早起きをして栄養バランスの良い食事を1日3食取るようにしましょう。可能な範囲で適度な運動をし、ストレスをなくすよう心がけましょう。
・身体を温める
入浴はシャワーだけで済ませずに、湯船にゆったりと浸かって頭皮の血行を促進させましょう。身体を温める根菜やしょうがを食べて、冷たい飲み物は避けましょう。
女性のAGAは20代からなってしまうことも!
20代の女性がAGAになってしまう原因としてもっとも多いのは、過度なダイエットです。ダイエットで身体に栄養が行き渡らなくなると、頭皮も栄養不足になります。また、髪の汚れを気にするあまり洗浄力の強すぎるシャンプーを使ったり1日に何度もシャンプーをするなど、間違ったヘアケアでもFAGAになることがあります。
女性のためのAGA治療法
FAGAの治療は専門病院で診断を受けた後、フィナステリドなどの内服薬や育毛剤タイプのミノキシジルという外用薬を使って治療します。ダイエットなどが原因でなったFAGAの場合は、サプリメントの摂取も併用することがあります。
女性向けAGA治療の費用相場
薄毛治療は自由診療となっているため、健康保険適用外になります。そのため病院によって費用が違いますが、一般的に初診で10万円ほど、治療薬代や検査代なども含む再診料が1万~3万円ほどといわれています。
薄毛治療は女性のAGAにどれだけ効果があるか?
FAGA治療の効果は人によってまちまちですが、おおよそ3ヶ月~半年ほどで進行を遅らせることができるとされています。ストレスやダイエットなどが原因のFAGAのケースだと、その原因を取り除きながら薄毛治療をすることで、完治することも可能といってよいでしょう。
女性のAGA治療、気になる副作用は?
AGA治療用の外用薬であるミノキシジルは、もともと高血圧に効果のある薬として処方されていました。血管を拡張することにより、血圧を下げて安定させる効果があります。そのため、身体がむくんでしまう浮腫という症状が現れることもあります。特に妊娠中の女性は胎児に栄養を与えるため、血液が増えて水分量が増加しています。ですので、妊婦と心臓の持病があるかたはミノキシジルの使用を避け、医師と相談しながら適切なAGA治療をしましょう。
女性のAGAは男性と同じ治療をしない
これまで薄毛治療には、フィナステリドという経口治療薬が利用されてきましたが、主に男性のAGA専門の薬として処方されていました。しかし、女性が出産後に大量に脱毛する分娩後脱毛症に効果のある「バントガール」という薬が、FAGA治療にも有効として近年利用されるようになってきました。
FAGAは治療で完治するの?
女性のFAGAは男性のAGAに比べて、比較的治療しやすいとされています。薬やレーザーで育毛を促進するメソテラピーやヘッドスパなどの治療をしながら、生活習慣を変えてストレスを軽減することでFAGAの進行をストップさせ改善させてゆくことが可能です。
AGAの女性専用クリニックがある?
薄毛に悩む女性のために、女性のAGA専門クリニックがあります。スタッフはすべて女性で、担当のドクターも女性のクリニックが多いことが特徴的です。クリニックに通っていることを家族にも内緒にしてくれるなど、秘密を守ってくれて信用できるクリニックを選択することをおススメします。
AGAの女性専用病院(大阪編)
脇坂クリニック大阪は電話やメールフォームでの無料相談を受け付けているので、費用面や治療などに不安を抱えているかたに最適なクリニックだといえます。シャンプーの選び方や生活習慣の改善など、根本的なFAGAの予防と治療法に力を入れています。
AGAの女性専用病院(名古屋編)
親和クリニックは、丁寧なカウンセリングを心がけている女性専門クリニックです。針を使わない発毛メソテラピーや自毛植毛など、患者の生活習慣や希望に沿った治療をススメてくれます。
AGAの男性は女性ホルモンを治療に活用できるってほんと!?
女性ホルモンのエストロゲンには、髪を豊かにする育毛効果があります。「じゃあ、エストロゲンを摂取すると男性のAGAも治るのでは?」と考えるかたもいるでしょう。しかし、女性ホルモン摂取の効果には疑問があります。もし女性ホルモンを摂取したとしても、男性ホルモンのテストステロンは常に分泌されているので、あまり意味がありません。また、エストロゲンには血液を凝固させる働きもあるため、コレステロール値の高いかたは血液がドロドロになってしまう可能性もあります。さらに、エストロゲンには血糖値を下げるインシュリン作用があるため、低血糖値の人は頭痛やめまいなどの副作用を起こす確率が高くなります。
AGA治療薬のプロペシアで男性が女性化するというのは本当?
AGA治療で使われるプロペシアという経口治療薬には、副作用もあるといわれています。割合としては低いですが、性欲が減退したり男性機能が低下するという報告もあります。また、人によっては乳房が肥大したり女性化するという傾向もありますが、割合としては全体の1.8%ほどであり、ほとんどの人は影響を受けないとされています。
女性のAGAの原因と治療法とは
・女性のAGAはFAGAと呼ばれ、びまん性脱毛症や女性男性型脱毛症とも呼ばれている
・FAGAの主な原因は女性ホルモンの減少による男性ホルモンの割合の増加
・加齢や更年期、ストレスによるホルモンバランスの乱れや生活習慣の悪化によってFAGAになることもある
・20代の女性だと無理なダイエットや間違ったヘアケアによってFAGAになることも多い
・FAGAは専用クリニックで治療可能だが、保険適用外のため一般的に費用が高額
・FAGAは投薬や女性用育毛剤などの治療とともに、生活習慣や食事を改善することで快方に向かうこともある
・FAGAは女性専用クリニックもあり、大阪や名古屋なども含め全国に展開している
・AGAの男性が治療のために女性ホルモンを摂取することは、リスクも伴う
・ごく稀にだが、AGA治療薬のプロペシアで男性が女性化することもあるとされている