AGA治療薬を徹底解説!種類と効果、購入方法等
AGA治療薬の種類は大きく2つに分けられる
男性ホルモンによって誘発される男性型脱毛症をAGAと呼びます。同じく男性ホルモンの作用によって女性が薄毛やハゲの状態になることを、女性男性型脱毛症(FAGA)と呼びます。いずれも病院やクリニックで治療を受けることが可能です。病院や専門外来等の医療機関でAGAだと判断されると、AGA治療用の医薬品が処方されます。治療薬は内服薬と外用薬の2つに分けることができ、決められた時間に服用したり、症状改善が必要な頭皮部分に塗り込んだりします。多くのケースで、内服薬と外用薬は併用するように勧められます。身体の中からと外からの同時に治療を行うことで、薄毛の進行を抑制したり、増毛効果・発毛効果を実感したりすることが可能になるのです。
AGA治療薬の種類別!期待できる効果
AGA治療に用いられる医薬品の中で代表的なものを紹介します。効果は人によって異なりますので、一定期間経っても期待したほどの効果が見えないときは、医師に相談して別の医薬品に替えてもらう等の処置を検討する必要があります。
・プロペシア
AGAの内服薬の中でももっとも一般的なものの1つ。主成分はフィナステリドで、AGAの原因となるジヒドロテストステロンの発生を抑制します。フィナステリドは元々前立腺肥大症の治療薬の成分として開発されたものですが、日本では前立腺肥大症の治療薬としては認可されておらず、AGA治療薬の成分としては正式に認可されています。
・フィンペシア
主成分はフィナステリド。インドの製薬会社が作ったAGA内服薬。個人輸入代行業者を使って購入することもできます。
・ザガーロ
2015年に承認されたばかりのAGA治療内服薬。ザガーロカプセルという名前で、有効成分の濃度が異なる2つのタイプが販売されています。主成分はデュタステリドで、プロペシアと同様、AGAの原因でもあるジヒドロテストステロンの産生を阻害する効果があります。
・フィナステリド
主成分名と同じ薬剤名のフィナステリド。プロペシアのジェネリック医薬品として複数の製薬会社から販売されています。
・ロゲイン
血行を促進して毛母細胞のコンディションを整え、頭皮から毛髪が生えやすい状態にサポートする効果があるミノキシジルが有効成分として入っています。ミノキシジルは育毛剤(外用薬)の成分として配合されていることもありますが、ミノキシジルタブレットのように内服薬の成分として使用されることもあります。
AGA新薬・ザガーロはプロペシアとどう違う?
今までAGAの内服薬と言えばプロペシアが主流でしたが、最近では新薬・ザガーロが処方されることも増えてきました。両者の違いを比較してみましょう。
・有効成分
ザガーロの有効成分はデュタステリド、プロペシアの有効成分はフィナステリドです。
・形状
ザガーロは長楕円形のソフトカプセル、プロペシアは錠剤です。
・服用タイミング
いずれも、1日1回の服用となっています。食事に関係なく、24時間おきに服用することが望まれます。
・服用を禁じられている人
いずれも、幼児と女性の服用については、安全性が保証されていません。特に妊娠中や授乳中の女性は、服用を固く禁じられています。幼児と女性以外にも、ザガーロでは深刻な肝機能障害がある患者の服用も禁じられています。
・副作用
被験者に投与した臨床試験の結果、ザガーロにおいてもプロペシアにおいても、勃起不全や射精障害などが見られることがあります。
ジェネリック医薬品ならAGAの治療費用削減も可能!
AGAの治療は効果が現れるまでに時間がかかりますので、毎月の費用を抑えることも大切と言えます。いくら効果が表れても、あまりにも高額な医薬品代なら続けることができませんよね。新薬の特許が切れると後発医薬品(ジェネリック医薬品)が販売されることがあります。ジェネリック医薬品は開発費が抑えられますので、単価が低いことが多く、利用者の負担も低くなるという利点があります。ですが、主成分以外の成分が異なることもあり、オリジナルの医薬品とまったく同じ効果が得られない可能性や効果が低下するリスクがあります。医薬品としては安全性が報告されていても、効果に不安を感じることがあるかもしれません。メディカルクリニックの医師のカウンセリングを受け、オリジナルとジェネリックのそれぞれの特徴やメリット、デメリットをしっかりと把握してから、自分に合った医薬品を選ぶようにしてくださいね。
AGA治療薬の副作用と副作用を抑える方法
AGA治療薬には、副作用があることがあります。例えば、内服薬として紹介したプロペシアやザガーロ、フィナステリド、フィンペシアは、勃起不全や性欲減退などの副作用が報告されています。また、発毛剤としてミノキシジルを塗布すると、血行が促進されることでかゆみが出てしまうこともあります。副作用が深刻なときは医師に相談して、服用回数を抑えることができるでしょう。ただし、自己判断で服用回数を変更してしまうと期待する効果が得られないこともありますので、必ず医師に報告してから調節していくようにしてください。
AGA治療薬は一生続ける必要があるか?
AGAの治療薬は少なくとも3ヶ月、一般的には6ヶ月以上1年ほど継続して、ようやく薄毛治療効果が見られるようになります。十分な効果を実感するためにも、自己判断で服用を止めることがないようにしてください。あくまでもAGAの内服薬はAGAの進行を遅らせ、現状を維持するための薬です。服用を止めるとAGAが再度進行してしまうことが考えられるのです。一方、AGAの外用薬は、血行を促進し、発毛しやすい状態に頭皮を整える医薬品です。かゆみが強いときなどは、一時的に使用を休止することができるか医師に相談してみましょう。
AGA治療薬の主な購入方法
AGA治療薬は次の3つのルートで購入することができます。
・病院やクリニック
多くのAGA治療薬は医薬品ですので、病院やクリニックで医師に処方してもらうことで購入することができます。医療保険は適用されませんので、実費を支払うことになります。クリニックによって医薬品の値段や診察料が異なりますので、受診前にホームページなどで確認しておきましょう。
・薬局やドラッグストア
AGAの外用薬は、薬局やドラッグストアでも市販されています。ただし、処方せん不要で購入できる商品ですので、病院などの医療機関で購入するものよりも濃度が低く発毛治療効果も少ない可能性があります。
・インターネット通販
インターネット通販で個人輸入代行業者から購入することもできます。日本の病院で購入するよりも安価に購入することも可能です。
通販でAGA治療薬を購入するメリットとデメリット
インターネット通販でAGA治療薬を購入すると、日本の病院で処方してもらうよりも安価に購入できるというメリットがあります。病院まで出かけたり診察料を支払ったりする必要もありませんので、便利でお得だと言うこともできるでしょう。ただし、医師に相談せずに購入するため、日本未認可の商品を購入してしまうことや、偽物が郵送されることもあります。本物のAGA治療薬が届いたとしても、日本とは1錠の大きさが異なることもありますので、どの程度飲めば安心なのかが分かりにくいというデメリットもあります。通販で購入するときは、しっかりと商品説明を読み、信頼できる業者から購入するようにしてくださいね。
市販で購入できるAGA治療薬
ドラッグストアや薬局で購入できるAGA治療薬もあります。ただし医薬部外品などは、病院で処方してもらうものと比べると有効成分の濃度が低い可能性があります。
・リアップ
AGAに対して効果が認められているミノキシジルが含まれている育毛剤の中でも市販されているものとして、リアップを挙げることができます。第一類医薬品ですので、購入時には店内の薬剤師から説明を受ける必要があります。
・スカルプ系の薬用シャンプー
AGA治療薬ではありませんが、皮脂の詰まりを取り除き、髪が生えやすい状況にするための薬用シャンプーも、ドラッグストア等で購入することができます。ミノキシジルが入った育毛剤を使用するなら、有効成分を誘導しやすいように、薬用シャンプー等を使って頭皮のケアも併用していきたいですね。
AGA治療薬の効果や副作用のまとめ
AGA治療を効率よく行うためには、AGAの進行を抑制する効果のある内服薬と発毛しやすい状況に頭皮を整える外用薬を併用することが一般的です。いずれも種類や濃度などさまざまにありますので、3~6ヶ月経っても効果が見えてこないときは、医師に相談して別の医薬品を試すことができるでしょう。深刻な副作用が見られるときも、まずは医師に相談することが先決です。自己判断で服用を止めるのではなく、長期的に治療していきましょう。
AGAの早期対策
実際に毛髪がすべて抜け落ちてからでは、AGA治療効果もあまり期待できません。「前頭部がちょっとさびしくなったな」「頭頂部の皮膚が見えるようになったな」と気付いたら、すぐにAGA治療を始めることが大切です。AGAが進行してしまうと、毛髪を生みだす毛母細胞が徐々に死滅していきます。毛母細胞が死んでしまうと、どのような治療をしても再び髪が増えることはありませんので、自毛植毛などの手術が必要になってしまいます。実際に自分の毛を増やしたい・生やしたいという気持ちがあるのなら、早めの対策と治療が必要と言えるのです。病院での治療と併用して、頭皮を清潔にするケアも行っていく方が良いでしょう。自分では難しいと思われるときは、スキンサロンなどを利用するのも良いですね。
頭皮のかゆみがひどいときは塗り薬を処方してもらおう
AGA外用薬の影響で頭皮の血行が良くなるだけでなく、かゆみも同時に出てくることがあります。そのようなときは、すぐに医師に相談してみましょう。かゆみに対処する塗り薬を処方してもらえることもありますので、不快感を減らしてAGA治療を続けていくことができますよ。